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ほぼ初体験の歌舞伎

帰省当日は、夜から渋谷のシアターコクーンで開催中だった「天日坊
母親と一緒に見に行きました。

母ったら、会った途端「ちょっと~目、大きくなった??整形でもしたの??」

実の娘に言うセリフか~怒
まつ毛パーマと、アイラインです!!!!!!
年をとると、目元がぼやけて老けて見えるので、目ジカラ大事なんですよ。
つけ睫毛デビューもしたい位です。

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コクーン歌舞伎第十三弾 「天日坊」
原作: 河竹黙阿弥 (「五十三次天日坊」)
脚本: 宮藤官九郎
演出: 串田和美
出演: 中村勘九郎  中村七之助  市村萬次郎  片岡亀蔵  坂東巳之助  坂東新悟
  近藤公園  真那胡敬二  白井晃  中村獅童 ほか


夏休みや春休みに帰省する時、中々富山では観られない観劇やコンサートの
予定を入れるようにしています。
そして以前から一度歌舞伎を見てみたい・・と思っており、たまたま何かの雑誌で
見つけ、今回道山さんのコンサートのついでにもう1泊し、チケットを取る事にしました。
宮藤官九郎氏の脚本という事で、超初心者の私でも楽しめるのではないかと
思ったので。
原作は黙阿弥、そして1867年の上演を最後に145年ぶり!のお芝居だそう。

平場席と椅子席があったのですが、チケット購入時には平場しか空いてなく
「前の方が見やすくていいわ」と思ってたのですが、会場に着いてビックリ。
本当に、座布団1枚分のスペースのみ。
靴を脱いで体育座りをして観劇するなんて、初めての経験でした。
長めのふんわりスカートはいててよかったー(汗)
前から4番目位の好位置での鑑賞となりました。
周りの方たちは慣れたもので、パンツスタイルに胡座(!)リラックスした格好
そしてお弁当持ち込み可という事で、お芝居見ながら食事も出来ちゃいました。
(舞台に集中したので、実際に食べながら見てる人はいなかったけど)

あらすじ。
法策(中村勘九郎)は孤児で、観音院の下で育ったお坊さん見習い。
下男の久助(白井晃)とともに下働きもしながら修行中の身です。
ある日お三婆さん(片岡亀蔵)の家で、彼女の亡くなった孫が実は源頼朝のご落胤で
お墨付きもある、しかもその孫は自分と同じ日の生まれという話を聞かされた時、
法策の心に邪心が芽生え、お三婆さんを殺めてしまいます。
ご落胤になりすまして鎌倉を目指し、盗賊地雷太郎(中村獅童)や人丸お六(中村七之助)
と出会い・・・。



感想としては。
七之助さんが妖艶で冷酷な女盗賊で、本当に綺麗だった~!!!
賊に襲わていると逃げてきたか弱い女、ふくらはぎをチラッと見せて男を一瞬で
メロメロにしてしまう様子が色っぽく、でもご本人は男だけあり、敵方に乗り込んで
行く時の視線は鋭く凛々しい。その二面性にうっとり見とれてしまいました。

中村獅童さんは弁慶さながらの衣装やメイク、そしてTVのイメージなんかと同じ
荒々しい盗賊、舞台に立ってるだけでオーラがあって、勘九郎七之助と3人で
決めのポーズをする時なんて、ゾクゾクしてしまう程カッコ良かったです。
カーテンコールでも、両手を突き上げ客席を煽ったりする様子も、いかにも!って
感じでしたしね。

そして何といっても勘九郎さん。
前半は人のよい下働きの男の子ですが、お三婆さんの所で孫の話を聞かされた
時の心の動きや、なりすまそうと決意した心の隙、闇、覚悟、不安や怯え、諦め
どんどん嘘に嘘を重ね、転落していく様。
そういったものがバリバリに伝わってくる迫真の演技。

クドカン脚本だけあって、「マジかよ!」というセリフが随所に出てくるのですが
その声色や表情も全部違う。
身寄りの無かった法策の、最初は頼朝の御落胤になりすますはずが、途中で
木曽義仲の御落胤だという事が判明。
「俺は誰だぁ?」という、悲痛な叫び。

最後、嘘がバレてしまい、大立ち回りのシーンがあるのですが、七之助が死に
獅童が倒れ、最後の一人となった勘九郎が鬼気迫る様子で刀を振り回し
何となく「優等生のお坊ちゃん」的印象だった勘九郎さんの底力を見せつけ
られ、いい意味で期待を裏切られました。素晴らしかった!!!
今回舞台音楽はドラムやトランペットなどの洋物。
最後トランペット7人位?がずらっと舞台に並んでの生演奏&勘九郎の大立ち回り
大迫力でした。


桟敷席の通路を役者さんが通るので、すぐそばで七之助さんや獅童さん
見られて、うっとり♪しちゃいましたよ。
あの臨場感は素晴らしかった。ただ、3時間半体育座り、途中足が攣って大変
だったりしましたが・・・笑  伸ばせないし、立てないし、動けないし。

最後はスタンディングオベーション、演出家の串田さんも客席から舞台に上がって
満面の笑みで拳を振り上げていらした事からも、舞台の素晴らしさを物語ってると
思いました。

ベテランの歌舞伎俳優さんの演技は安定感があってさすが!と思ったし、北条時貞
カップルは可愛らしい(笑)
普段テレビや舞台に出てる俳優さんも、今回歌舞伎役者に混じって演技されてて
「歌舞伎!」と構えることなくスーっと観て楽しめて、よかったです。

それにしても七之助さんが素敵で、こういうのをきっかけに本当の歌舞伎の舞台
見に行くのも楽しいだろうなーと思いました。
最初は贔屓の役者さんを作って、その舞台を見に行くんでもいいと思うんですよ。
徐々に勉強していけば、ね。
Commented by ku at 2012-07-12 16:30 x
先日は、久しぶりに会えて、楽しい時間を過ごせました。ありがとう。

ほぼ初歌舞伎というこでしたが、とても楽しまれたようですね。
すぐ近くを役者さんが通られるというのは、いいですね。
私の歌舞伎デビューの時は、京都の南座がまだ改装前で、4人で桟敷席に座らなくてはならず、拷問のような4時間半だったことを思い出します(笑)
現代でも桟敷席をわざわざ作られるなんて、昔の芝居小屋の雰囲気を大事にされる中村屋さんらしいですね。
私も、すごく久しぶりの歌舞伎(新橋ですが)を楽しんできました。
新猿之助さんがすぐ近くを宙乗りで通られましたよ。
ああ、また観たいなぁと思いました。
歌舞伎、やっぱり楽しいです。

古武道のレポも詳しくありがとうございます。さすがです。

ちょっと張り切りすぎたのか、東京に行った疲れをいまだに引きずってますが、私も頑張って書かなきゃです。

そうそう、うちの娘の音楽の教科書は道山さんではありませんでした(涙)尺八のページは、普通の(?)おじさんでしたよ。
その教科書、永久保存版ですね。
うらやましいです。
Commented by mino_1968 at 2012-07-12 17:16
Kuさん、こんにちは♪♪
こちらこそ、いつもありがとうございます!!

歌舞伎は中学生の時に一度、連れて行かれた事があるのですが、
興味が無かった子供だったのでチンプンカンプンで、そういう
苦い記憶しかなかったのでした。
やはり勉強でも何でも、自分がやる気にならないとダメですねぇ。
クラシックの演奏会なども子供時代は船漕いでたけど、大人に
なって「聴きに行きたい」と思うようになったのですから、色んな
経験させてくれた親には感謝ですけどね。

そんな訳で今回はカジュアルなお芝居だった事もあり本当に
楽しめまして、絶対近いうちに七之助さんご出演の歌舞伎、
見に行こう!と心に決めました♪

古武道は、こちらに戻って書いたので既に記憶あやふやな所
もあり、違っている所もあるかも。
私もKuさんのレポ、楽しみにしてますよ♪♪

スカイツリーも、今まで全然興味なかったのですが、Kuさんの
お写真拝見し、想像以上にすごい景色なんだな・・と、少し
興味が湧きました。

教科書、違うんだー!! あの会場の中でも教科書情報
知ってるの、きっと5人もいないよね~レア情報だわ!
by mino_1968 | 2012-07-10 16:52 | お出かけ | Comments(2)