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シャイな県民性と生き物

県民会館で行われた、レ・フレールのコンサートに行ってきました。
兄弟の、ピアノ連弾デュオです。
レ・フレールのコンサートは2007年3月、東京国際フォーラムでの
公演を聴きに行って以来。
「東京でしか聴けない」と思ってたのに、2007年は小杉ラポールでライブが
あったのよね、チケットSOLD OUTで小杉は行けなかったのだけど。
それ以来、2回目の富山での公演でした。
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4月13日に発売されたばかりの「PIANO SPATIAL」を引っさげての
全国ツアー38公演の、4番目が富山だったのでした。

チケットぴあの先行予約でチケットを購入した為、とっても良い席でして
演奏してるお2人の表情がよく見えました。

そして久しぶりの生演奏。
新しいアルバム中心の選曲で、今回は結構しっとりと聴かせる曲も多く。
勿論、ブギーピアノは彼らのパワー炸裂、2人で、そしてソロで、身体中が
思わず動き出すような、激しく熱い演奏を繰り広げ、パワフルなステージ
でした!!

途中ステージの奥の壁に、彼らの演奏の様子を上から横から写したものが
大きく写されるので、今回もあのエネルギッシュな音が、どんな手で指で
作り出されるのか、目でも堪能。
あまりに指の動きが早く、思わずぼぉぉぉーっと見とれてしまう為、手拍子を
忘れてしまう程。

ただ、トークはねぇ・・・前回から進歩なし?笑
一生懸命お話して下さるのですが、兄弟なのにお互い敬語だし(笑)、途中
・・・・みたいな、2人ともシーンとする場面も多々あり、観客から笑いが。

お2人とも15歳でルクセンブルグの音楽学校に留学されただけあって、
レ・フレールはフランス語で兄弟。曲名もフランス語が多いとの事。
今回のSPATIALは空間、という意味だそう。

宇宙飛行士の野口聡一さんと、去年1月に宇宙と地球でピアノ演奏のコラボを
した事もあり、それにインスパイアされた曲も今回入っているそうです。



トークはぎこちなくとも、演奏は違いますよー。
お2人とも本当に楽しそうに、足でリズムを取り、身体を大きく動かしながら
そしてお兄ちゃんの方が時折客席の方を見て、表情で訴えてる!
「手拍子、ヨロシク!」みたいな。
そうすると、パラパラと手拍子が始まります。

ただ今回、本当にヒシヒシと感じたのは「富山のお客さんは大人しい」と
いう事。
テレビでロック系のアーティストが、「一番客席が大人しかったのは北陸」
とコメントしてるのを見た事あるし、高嶋ちさ子さんが富山で公演された
時にも、力説されてましたけど、私も今回本当に驚きました。

特に第一部なんてね。
手拍子もまばら、あんなにリズミカルでアグレッシブなブキーの即興演奏を
微動だにせず、じーーーーーっと見つめてるだけのお客さんの多い事!!
私なんて、1人で身体は動くは足でリズムとるは、動きまくってて、正直
恥ずかしい?みたいな。
隣の人の冷静な視線が怖かった・・・
前の方は、ファンだからチケット早く取ったんでしょう?それなのに、この
ノリの悪さはいかがなものか??

正直全然楽しめない!

休憩時間に長女と「クラシックの堅苦しいコンサートとは違うんだから、もし
楽しいなら、それを身体で表現していいのよ。ライブと言うのは、演奏者だけ
じゃなくて、お客さんも一緒にその会場を作っていくものだから。
観客の良い反応が、演奏に反映されていくのよ。
どんなにいいパフォーマンスしても、会場がお人形だったら、演奏する人も
つまらないでしょう?もう富山に来たくない・・なんて思われちゃうよ。
ママなんて、本当は立って踊りたい位なんだから」と
話しておりました。

そこで反抗期の長女は「ふん、私、そしたら他人の振りするから」なんて
言ってましたが「いいよ、別に。ママは勝手に楽しむからね!」と。



第2部が始まりました。
もう、隣の視線なんて関係なーい!!
楽しむぞー!!

長女は途中チラッと私の方を観たのですが、「あ、いいんだ」みたいな表情を
見せた後、一緒になって真剣に大きく手拍子。
その後は、彼女なりに最大限、音楽を楽しんでいたようでした。


そして、後半の即興演奏。
曲中の手拍子は少なかったものの、演奏が終わりかけた頃から、地鳴りのような
下からウゥゥォォォォーと湧き上がるような、ものすごい響きの拍手が鳴り
お客さん達が心の底から感動したのかがわかるかのような、うねるような空気で
ようやく会場全体がひとつになった感じ?
レ・フレールのお2人も、その思いを感じ取って下さったようで、本当にいい笑顔で
何度もお辞儀されてました。

その次の曲がFOLLOW ME!
途中、彼らの刻むリズムを客席も手拍子で表現。
またまたお兄ちゃんの方が、ジェスチャーで観客を誘導してましたが、今回は
もうスムーズに、会場が一体になってリズムを刻み、一緒に曲を楽しみました。

その後2曲であっという間に終了。
盛り上がるのが遅すぎるよーと思いつつ、感情を一気に爆発させた観客の思いは
演奏者に確実に伝わったし、それでもっともっと!なパフォーマンスをしてくれれば
またこちらも楽しいわけで。

アンコールはしっとりとした曲で〆。
ところがその後、拍手が鳴り止まない。
そのうち、人差し指を突き上げ「もう1曲!!」をおねだりする会場の人々。
「どうする?」みたいなアイコンタクトがあった後、もう1曲即興演奏を。
最高に盛り上がりました。

最初、どうなるかと思ったけれど、終わってみればスタンディングオベーション。
「また来てー」というオバサマの歓声なども。

やっぱりライブって「生き物」なんだな、とつくづく感じたひと時でした。
だから、足を運ぶ事をやめられないんだよね。

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ロビーには被災地へのメッセージとサイン、募金箱。
この義援金で、被災地にピアノ等の楽器を送る事にしたそうです。




<25日のお弁当>
韓国風海苔巻き・かぼちゃ煮物・竹輪の天ぷら・キムチ・オレンジ&苺
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by mino_1968 | 2011-04-25 11:18 | イベント | Comments(0)