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硫黄島からの手紙

今日は映画を観に行った。「硫黄島からの手紙」
CMでみた嵐の二宮君がとても印象的で、ものすごく惹かれたので。

今話題の映画だし、レディースデーだった事もあり、普段はガラガラな地元の
シネコン大盛況。案の定?高齢者が多かった。

監督がアメリカ人とは思えないほど、詳細で丁寧な日本軍の描写。
せっかくの熱演だったけど、二宮君がかすんでしまうほど、実話なだけに重い映画。
二宮君、童顔だからか、どうしても10代の若者っぽく見えてしまって・・

最後に二宮君が米兵に囲まれて、シャベルを振り回して大立ち回りを演じたにも関わらず
射殺されなかったのが??????残念ではあったけど、鬼畜米兵じゃないんだよって
言う監督の思い,最後に渡辺謙扮する栗林の「2度あることは3度ある」と言った科白通り
になったって事が言いたかったんだろうね。

「美徳」って何なんだろう。
武士道とかサムライ魂とか。
自害する事を美化されがちだけど。
「靖国で会おう、または来世で」と。絶望的な状況で潔く。

それにしても硫黄島、小笠原諸島の小さな島。
どうしてここが最重要拠点だったのか、私にはわかりません。
最初の二宮君の科白ではないけど「こんな島、さっさとアメリカにやっちまえばいいのに。」
確かに。。歴史的認識が浅いと叱られそうだけど。
本土上陸を阻むため、家族を守るために戦い続けた日本軍。でも武器も兵力も食料も
圧倒的に少ない島で、一体何が出来る??
そうやって駒のように人を使って、当時の日本の戦争を指揮した人達は、何がしたかったん
だろう、何のための戦争だったんだろうと、改めて思いました。


今でも世界で争いはなくならない。さきの戦争だって、まだ60数年前の現実の出来事。
信念を貫くって立派な事だし、なかなか出来ないと思うけど、信念と善悪とはまた別問題。
やはり教育って大事だと思う。広い視野を持って生きていかねば。

<今日の夕食>
マーボーナス、豚肉と大豆のスープ、ご飯、岩のり、煮豆、りんご

義母がケーキ教室でショートケーキを作ってきたと、1台丸ごとくれちゃったので
おやつにいただいたり、2時間半の映画の後で遅い昼食だったから、全然おなか
すかずサラダはなし。
硫黄島からの手紙_d0098619_1915081.jpg

by mino_1968 | 2006-12-13 19:17 | イベント